〒142-0041
東京都品川区戸越1-16-10
コーシンガーデン1F
中沢歯科医院

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神経を
取りたくない

神経を取る、取らないの判断は
とても大切です

マイクロスコープを使う歯内専門医

歯の神経は身体のその他の神経と違って、あらゆる刺激を痛みとしてのみ感じるもので、細い糸状になっています。(血管やリンパ管などの集合体)

強い痛みをともなわなくても、深い虫歯を削っていくと、神経が露出することがありますが、当院ではマイクロスコープを使いこなす歯内専門医と協力することにより、そのような歯の場合でも神経を残すことに成功し、良好な結果が得られるようになっています。

こちらのページでは、歯の神経の役割の役割や神経を残すためのセルフケアなどについてご紹介しています。

目次

こんなお悩みありませんか?

  • 強い痛みが続いている
  • 神経を取った歯に違和感がある
  • 神経を抜くことに不安がある
  • 歯の色が黒ずんできた
  • 転倒して歯が折れた
  • 知覚過敏がひどくて歯を磨けない

歯の神経とは

歯の神経は、歯の健康を維持するために欠かせないものです。
歯の中心にある歯髄(しずい)とよばれる組織の中に含まれています。
歯の健康に神経がどう関わっているのか、役割についてくわしくみていきましょう。

歯の神経の役割

歯の違和感を覚える女性

●痛みを発して危険を知らせる

虫歯の進行や歯が破折したときに痛みを感じるのは、神経がしっかり機能している証拠です。
基本的に、痛みが強ければそれだけ治療が必要とされる状況です。

痛みはマイナスなイメージを与えるものですが、人間が生きるには欠かせないサインであり、お口の中であってもそれは同じです。
歯の神経を取って痛みを感じない状態になると、いくら虫歯が進行しても気づくことができなくなります。

 

●歯に酸素や栄養を運ぶ

歯が丈夫だと硬いものでもしっかり噛むことができます。
それを維持するには酸素や栄養を運ぶ役割をもつ神経の存在が欠かせません。
酸素や栄養が運ばれなくなると「今まで問題なかった力に耐えられなくなる」「周囲の組織にまで支障が出る」などトラブルが起こりやすくなります。

 

●免疫などの防御反応を伝達する

歯の質には個人差がありますが、丈夫な歯は防御反応があるため、神経のない歯に比べると虫歯や歯周病のリスクは低いです。

 

●白い見た目を維持する

酸素栄養など歯に必要なものがしっかり届くことで、自然な白さを維持できます。

 

●温度を感じ取る

歯にジーンとした違和感や痛みを覚えるのは、温度を感じ取っている証拠です。
違和感ではなく痛みがあれば異常な状態(知覚過敏)として判断できます。
神経はトラブルの種類や進行度の把握に大いに役立つ組織と考えられます。

中沢歯科医院の
神経を取りたくない方に
対するアプローチ

できるだけ神経を残すための
丁寧な治療をご提供します

虫歯の進行の仕方には個人差があり、悪化すると強い痛みを感じる場合がほとんどですが、痛みを感じないまま歯髄まで感染が広がってしまうケースもあります。
また、感染までいかなくても歯髄の手前まで進んでいることもあり、その場合は削りすぎないことが重要です。

当院ではできるだけ神経を残す治療をご提供していますので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください。

 

●マイクロスコープを使って削る量を最小限に

当院では、歯科用顕微鏡であるマイクロスコープを使いこなす歯内専門医と協力して治療を進めていきます。
マイクロスコープは、治療部位を目視では不可能なレベルにまで拡大して確認でき、削る範囲を最小限におさえることが可能な機材です。
小さなトラブルの見落としも減るため、虫歯の再発や根管内の再感染の予防にもつながります。

 

●密閉性に優れているMTAセメントを使用

殺菌力と生体親和性の高いMTAセメントを使って、歯髄温存療法(感染のみられない歯髄を守る処置)を積極的に行っております。
歯髄に感染がみられたときは抜髄根管治療が必要ですが、材料で詰める際にMTAセメントを使ってすき間をしっかり埋めるため、再感染のリスクを最小限におさえることが可能です。

しかし、扱いが難しいことから治療で取り入れている歯科医院はそう多くはありません。
歯内専門医のいる当院では、MTAセメントを使った質の高い治療をご提供できます。

神経を取る必要性と
取った際のリスク

歯の神経を取りたくて取っている歯科医師はいません。
神経の大切さを理解しているからこそ「できれば残しておきたい」と考え、そのために最善を尽くします。
しかし、取らざるを得ない状況があることも事実です。

どのようなケースで神経治療が行われるのか、取った場合のリスクについてみていきましょう。

神経を取る可能性のある症状・病気

歯髄炎

●波打つような強い痛みが続いている

一時的ではなく持続的に痛みが続いている場合歯髄炎が起こっている可能性が高く、痛みをおさえるには神経を取るしか方法がない場合もあります。
重度の虫歯で強い痛みが出ている場合は、細菌が歯髄にまで侵入しているケースが多いです。
目に見えない細菌だけをつまみだすことはできないため、歯髄をとる抜髄根管治療(ばつずいこんかんちりょう)を行います。

 

●転倒やスポーツの事故などで歯が折れた

予期せぬ出来事で歯が折れてしまい、露髄(歯髄がみえてしまうこと)した場合は、虫歯でなくても抜髄根管治療が必要です。
折れた部分をもとに戻すことはできないため、根管治療後は土台を立てて被せ物(差し歯)をします。

 

●治療後も歯の痛みが続いている

虫歯が歯髄のすぐ近くまで進行している場合は、露髄していなくても歯髄炎が起こって強い痛みを感じる場合があります。
何日も続くようであれば快適な状態で過ごせるように抜髄根管治療を行って痛みを取り除きます。

 

●重度の知覚過敏

知覚過敏が進行すると歯ブラシの毛先が触れただけでも強い痛みを感じるようになります。
磨き残しが増えることで隣の歯も虫歯歯周病のリスクが高まるため、抜髄根管治療を行ってお手入れがしっかりできる状態にします。

磨き圧が強い方はエナメル質が減るスピードが早いため重度の知覚過敏になりやすく、痛む歯が数本ある方もいます。
歯磨きによって何本も神経を失うことにならないよう、正しい磨き方を身につけることが大切です。

神経を取った際のリスク

奥歯の虫歯

●虫歯や歯周病のリスクが上がる

神経の免疫などの防御反応を伝達する働きが失われるため、細菌の影響を受けやすくなります。
虫歯や歯周病のリスクが神経を取る前よりも上がることから、より早期発見・早期治療ができる定期検診が必要です。

 

●割れやすくなる

酸素や栄養素が送られてこなくなることで歯が脆くなり、割れるリスクが上がります。
割れている範囲が小さければ、専用の接着剤を使用した接着治療などで対応できる場合もありますが、範囲が大きければ抜歯が必要になる可能性もゼロではありません。
できるだけ割れないように硬めの食材は健康な歯で噛むようにしましょう。

 

●トラブルが起こっても気づきにくい

痛みを感じないため、虫歯が進行したり割れたりしてもすぐに気づくことができません。
被せ物の内側で虫歯が広がっていたというケースは非常に多いため、定期検診で確認することをおすすめします。

 

●歯の色が徐々に黒っぽくなる

酸素や栄養素が行き届かなくなると徐々に黒っぽく変化し、外側から専用の薬剤を使って漂白するホワイトニングの効果は得られなくなります。

神経のある歯と同じ色にするには、ラミネートベニアとよばれるセラミックのシェルを表面に貼り付ける処置や、被せ物をする必要があります。
どちらも歯を削るため注意しましょう。

 

●根っこの先に膿が溜まりやすい

抜髄根管治療で歯髄をとった後は、すき間を専用の材料で詰めてその上に土台を立て、最終的な被せ物をします。
「すき間がしっかり埋まっていない」「破折などで細菌が内部に侵入してきた」場合は、再び感染が起こり根っこの先に膿がたまることがあります。(歯根膿胞)

膿が大きくなればそのぶん歯槽骨が溶かされていることになるため早めの対処が必要ですが、強い痛みが出ないことから発見が遅れるケースも少なくありません。

神経を取りたくない方に
対するセルフケア・予防

神経を取った歯は、神経が生きている歯に比べて寿命が大幅に短くなります。
一生自分の歯で食事を楽しむためにも、できるだけ神経を残す工夫をしましょう。

神経を取ってしまった歯であっても、再感染を防ぐことで抜歯を回避することが可能です。
神経や歯そのものを守るために、次のセルフケアを行いましょう。

神経や歯そのものを
守るためのセルフケア

歯磨きグッズ

●丁寧なお手入れを心がける

虫歯や歯周病といったお口トラブルのおもな原因は「磨き残し」です。
虫歯が発生しても痛みが出るまでは気づかない方も多く、症状が出たときには歯髄まで感染が広がっているというケースは珍しくありません。
また、歯周病で歯ぐきが下がると知覚過敏が起こりやすくなります。

虫歯と同じく重症化すると神経を取る抜髄根管治療が必要になるため、発症しない環境を維持することが何より大切です。
歯ブラシのみのお手入れでは全体の6割程度しか汚れを落とすことができません。
デンタルフロス歯間ブラシといった補助用具も合わせて使い、汚れの除去率を上げましょう。

 

●磨きぐせを早めに改善する

磨きぐせがあると毎回同じ部位に磨き残しが起こります。
しかし、ご自身では気づくことが難しく、プロによる確認が必要です。
歯科医院のブラッシング指導では、歯ブラシだけでなく補助用具の使い方についてもわかりやすくお伝えしています。
定期的に受けて正しいお手入れを維持しましょう。

 

●歯ぎしりや食いしばりを予防する

歯ぎしりや食いしばりがあると、健康な歯であってもヒビが入ったり、破折したりする可能性があります。
神経を取った歯はリスクがさらに高まるため注意が必要です。

専用のマウスピースをはめることで、歯ぎしりや食いしばりによるダメージを防げますので、積極的にご使用ください。
マウスピースは歯科医院で製作可能です。

 

●定期検診で状態を確認する

歯の内部の状態は、外側からみてもほとんどわかりません。
健康な状態にみえて実は「虫歯が広がっている」「破折している」などトラブルが隠れている可能性があります。
レントゲン検査をすることで歯の内部までしっかり確認できますので、定期検診は忘れずに受けるようにしましょう。

よくある質問

神経の治療は痛いですか?

事前に麻酔をするため治療中の痛みはありません。
当院では治療の痛みも最小限におさえる工夫をしていますので、痛みに弱い方でも安心して受けられます。

神経をとった後も痛みが続いています。
どうしてでしょうか?

神経は複雑な形をしており、器具が届く範囲だけでなく目にはみえない細かいすき間にも入り込んでいます。
薬剤を使って徐々に除去することになるため、1回目の治療では痛みが完全になくならずに続く場合があります。

他院で神経の治療をした歯が浮いた感じがします。
診てもらえますか?

他院で治療をした歯でも対応可能です。
浮いた感じがする場合は、根っこの先に膿ができている可能性が高いため、レントゲン検査を行い必要であれば感染根管治療(再感染が確認された後に行う治療)をします。

再感染を繰り返した場合、歯はどうなるのでしょうか?

根管治療はリーマーやファイルと呼ばれる小さな器具を使って歯の内部の感染組織を少しずつ除去しますが、表面を削ることになるため、繰り返せばそのぶん歯の厚みが失われます。
ヒビや破折のリスクがさらに高まるため、再発を予防することが大切です。

根っこの先に膿ができた場合のデメリットを教えてください。

歯槽骨が大量に失われると、歯を抜いた後の処置の仕上がりが悪くなることがあります。
とくにインプラント治療は骨の厚みが必要不可欠であるため、受けられないケースも少なくありません。
受けるには「骨造成」という骨を増やすための別の手術が必要です。

監修 Supervision

著者画像
中澤 慶
■経歴
明海大学歯学部卒業
医療法人恒心会ハイマート歯科勤務を経て中沢歯科医院 品川区にて平成7年開業

■資格
日本歯科補綴学会会員
日本YAGレーザー学会会員
日本アンチエイジング歯科学会会員

井澤 聡介 根管治療(歯の根の治療)専門
■経歴
日本歯科大学歯学部卒
東京医科歯科大学歯髄生物学入局(歯内治療専門)

■所属学会
日本歯内療法学会 日本歯科保存学会所属

MEDICAL

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歯の移植

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一般歯科

当院では、まず来院しやすい環境を作り、本当の意味での信頼関係を作っていけるよう、よくお話を聞いていきます。
その上で、皆様の第一に治してほしいと思うところを、優先して治療します。そして、保険診療の範囲内でも美しい治療を目指しています。

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審美歯科

当院は、審美歯科にも力を入れている歯科医院です。
院内に技工士が在中しているのも、強みの一つです。
見た目の美しさだけでなく、機能面も重視した治療をご提案します。
ホワイトニングやセラミックはもちろん、ラミネートべニアやバネの目立たない入れ歯まで幅広いメニューをご用意しております。

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インプラント治療が実用化されてから30余年、成功率98%以上の実績がある安全性の高い治療法です。
その確かな技術を、大学病院在籍のインプラントの専門医のもと、ストレスを与えない空間で受けていただけるのが当院の特徴です。
当院ではストローマンインプラントも取り扱っております。

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小児歯科

当院には、4児のお子さんを持つ、現役子育て中の小児担当の歯科医師がおります。
保護者の方と同じ目線で、ご心配なことにお答えし、早期発見早期治療をモットーに、治療にあたってまいります。
お子様の成長過程に合わせた雰囲気を作り、無理のない治療を行いますので、安心してお越しください。

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小児矯正

歯の矯正治療は正しい噛み合わせの土台づくりが大切なため、早い時期(歯の生え変わりが始めるころ)の治療・相談が大切です。
当院には、小児矯正担当のドクターが在籍しており、お子様の歯並びのご相談を随時受け付けております。

成人矯正歯科アイコン

成人矯正歯科

成人矯正は、大人のための矯正治療です。
当院ではおもにマウスピース矯正を主軸に、ワイヤーも組み合わせるなど、さまざまな症例、ご希望に合わせてご提案しております。
きれいな歯並びを手に入れたいを思っている方は、何歳からでも遅くありまん。
ぜひ当院までお気軽にご相談ください。

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口腔外科

口腔外科は親知らずの抜歯から口腔がんまで、幅広い症状の外科的治療に対応する診療科目です。
当院では、大学病院の口腔外科に所属する口腔外科専門医が在籍しているため、CTによる画像診断も含め、的確な診断が可能です。

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歯周病治療

歯周病は「予防」そして「早期発見・早期治療」が大切です。
当院では、歯周病の治療として、衛生士によるクリーニング、歯科医師によるレーザー治療も行っていますので、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
ご自宅でのケアもアドバイスいたします。

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予防的メンテナンス

当院は、1995年に戸越銀座で開業して以来、地域密着型の歯科医院として老若男女多くの患者様を診察してまいりました。
歯のクリーニングやブラッシング指導などに力をいれることで、これからも変わらず皆様のお口の健康をサポートしていきます。

根管治療アイコン

根管治療

当院では、根管治療を専門とする歯科医師(大学病院に在籍する歯内療法の専門医)がマイクロスコープを使用して歯の根の治療を行っています。
できる限り、患者様の歯の寿命をのばすような治療を心掛けています。

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中沢歯科医院

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東京都品川区戸越1-16-10
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