大切!「お口の元気度」をチェックしましょう☆
💡 知っていますか?あなたの「お口の元気」をチェックする大切な検査
【口腔機能低下症の検査について】
「最近、食べ物が飲み込みにくい」「お口の中がよく乾く」と感じることはありませんか?
もし、そうしたお口のささいな変化を感じていたら、それは「口腔機能低下症」かもしれません。
口腔機能低下症は、お口の働きが少しずつ弱くなることで、食事がしにくくなったり、誤嚥性肺炎などの病気のリスクが高まったりする状態です。しかし、早期に発見して適切なケアをすれば、その進行を遅らせたり、改善したりすることが可能です!
当院では、お口の元気度を調べるための「口腔機能低下症の簡単な検査」を行っています。今回は、その検査がどんなことをするのか、患者さんにもわかりやすくご紹介します。
☆お口の元気度」を簡単チェック!☆
口腔機能低下症の診断は、お口に関するいくつかの機能を、専用の機器や簡単な動作でチェックします。
検査は痛みもなく、時間も全体で30分程度で終わりますので、ご安心ください。
1. 口腔衛生状態の検査(お口の清潔度)
舌の上の汚れ(舌苔/ぜったい)の付着具合を視診でチェックし、お口の中の清潔度を評価します。
舌苔が多いと、むせ込んだ際に細菌が気管に入り、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。
2. 咬合力低下の検査(噛む力)
現在残っているご自身の歯の数を数えます。
専用のセンサーを噛んでいただき、噛む力の強さ(咬合力)を測定します。
噛む力が弱いと、食べ物を十分に細かくできず、消化不良の原因になったり、食事の楽しみが減ったりします。
3. 舌口唇運動機能低下の検査(舌と唇の動きの速さ)
「パ」「タ」「カ」という音をそれぞれ5秒間、できるだけ早く繰り返して発音していただきます。専用のソフトで、1秒間に何回言えるかを測定します。
「パ」は唇、「タ」は舌の先、「カ」は舌の奥の動きを反映します。これらの動きが鈍いと、食べ物をこぼしやすくなったり、滑舌に影響したりします。
4. 低舌圧の検査(舌の筋力)
口の中に入れた小さな風船(舌圧測定器)を、舌と上あごの間で力いっぱい押しつぶす力を測定します。
舌の力が弱いと、食べ物を飲み込む動作がスムーズに行えず、口の中に食べ物が残りやすくなったり、むせやすくなったりします。
検査はどんな方にオススメ?
「最近、食べ物をこぼす・むせる」という方
「硬いものが噛みにくいな」と感じる方
「以前より食事に時間がかかるようになった」という方
「お口の中や唇が乾燥しやすい」と感じる方
この検査は、単に病気の診断をするだけでなく、「今のお口の弱点はどこか」を具体的に知るためのものです。結果に基づいて、あなたに合った専門的なトレーニングを開始し、お口の機能を維持・回復させることができます。
「いつまでも楽しく美味しく食事をしたい」「若々しく明るい表情で家族や友人と会話を楽しみたい」という願いを叶えるために、一度、お口の元気度をチェックしてみませんか?
ご予約、ご質問は、お気軽にスタッフまでお声がけください(^^)/