衛生士おススメ☆歯ブラシの基本の使い方
みなさん、基本的な歯の磨き方はご存知ですか?
ブラッシング方法は、
バス方
スクラビング法
フォーンズ法
などいろいろな種類があります。
その中で私は経験上よりバス法をオススメすることが多いです。バス法とは、歯と歯茎の境目に45度の角度で歯ブラシを当て、細かく振動させて磨く方法です。
さらに加えて大切なのがブラシの持ち方
ペングリップという持ち方です。
↑無意識に右のような持ち方になってしまっていませんか?
これでは力が余分に入りオーバーブラッシングになってしまいます。ペングリップで持ちストロークは小さくするように心がけましょう!
私の経験からお話しさせていただきます。
特に小児(小さなお子さんから小学生くらい)は、「上の歯の前歯といわれる部分の表面と裏側はい掛けているのですが、他の部分は磨けていない」という子がほとんどです。
原因は「磨く順番が決まっていないので、ブラシがあちこちに飛んでしまう」ということと、「ブラシの持ち方がグーにして握りこむ形」になっているからだと思います。
その場合、まずは今回お話ししている「ペングリップ方式」に持ち方を変えてもらい、さらに「上下の歯は嚙み合わせず離して、分けて磨くように」指導します。また、歯のイラストの描いてあるプリントを渡して、磨き方の順番をお話しします。
すると、指導前後ではかなり歯垢の付き方が変わり、プラークコントロールが出来るようになります!
今回は基本的なブラシの磨き方について説明していきました。
現在、当院のキャンペーンで「小児のブラッシング練習会」も行っております♪
ブラッシング方法は患者さんごと、病状ごと、目的ごとにカスタマイズする必要があります。更に歯間ブラシやフロスなどの補助的清掃用具の活用も大切になってきます。どの磨き方が自分に合うのかぜひ一度衛生士に相談しに来てください!
その他歯ブラシ、ハミガキ粉の選択もプロの目で一度見させて下さい!お待ちしております☆
歯科衛生士 大久保